仮想通貨(ビットコイン)取引の隠れコスト『スプレッド』とは?全販売所の実測値に驚きの結果が!

仮想通貨取引所では“取引手数料は無料”と謳っていますが、実際にはこっそりとスプレッドという形で取引手数料が徴収されています。

そこでスプレッドの仕組みを解説するとともに、全販売所の実測値も調べてみました。

仮想通貨取引の「スプレッド」とは?

ひとくちに仮想通貨取引所といっても実際には取引所と販売所というものがあります。

販売所とは取引の相手が自分と同じ個人となる取引をいいます。例えばあなたがビットコインを買った相手が田中さんだったり、鈴木さんだったりします。

仮想通貨取引所はあなたと田中さん、あるいは鈴木さんをマッチングしてくれます。

これに対し、販売所とは取引の相手が仮想通貨取引所そのものになります。つまり仮想通貨取引所が持っている仮想通貨をあなたに売ってくれます。

例えばコインチェックの販売所でビットコインを買った場合、コインチェックが保有しているビットコインを売ってくれます。

仮想通貨取引所によって取引所と販売所を両方備えているものと片方だけしかないものがあります。

取引所と販売所の違いは下記の記事をご覧下さい。

スプレッドが発生するのは販売所

販売所は街にあるお店と同じなので自分のお店で扱っている商品には当然利益を乗せて売りますよね?

例えば魚屋さんであれば築地である魚を1,000円で仕入れたら店頭に並べる時には1,200円という値札を付けます。この200円がお店の利益となります。

つまり販売所はビットコインなどの仮想通貨を売る場合には利益を乗せて販売します。この利益をスプレッドといいます。

取引所は個人同士の売買なのでスプレッドは発生しません。その代わり取引所ではマッチング手数料がかかりますが、ほとんどが1%以下なので気にする必要はありません。

お店によって利益をどのくらい乗せるか異なるように仮想通貨取引所によってスプレッドはまちまちです。しかも同じ仮想通貨取引所内でも仮想通貨や時間帯によってもスプレッドは異なります

スプレッドはどうやって確認するの?

ほとんどの仮想通貨取引所では販売所の取引手数料は無料と謳っていますが、裏にはスプレッドという手数料がこっそり乗っています。

以下のキャプチャはbitFlyerの販売所のビットコインの購入価格と売却価格です。

1BTCを購入するには1,788,598円もかかるのに売却すると1,746,220円にしかなりません。両者の差額は42,378円もあります。

ということは買った直後に売ろうとしても4万円以上もマイナスになってしまいます。4万円以上も値上がらないとトントンにすらなりません。

つまり取引手数料は無料ですが、スプレッドという形で42,378円も実質手数料がかかっています。比率にすれば約2.37%です。

このくらいであればまだましですが、アルトコインでは10%以上乗っていることもあります。FX(外国為替証拠金取引)の経験がある方なら気を失いたくなるようなスプレッドです。

実際のスプレッドを見てみよう

国内の仮想通貨取引所の全販売所のスプレッドを実測してみました(2018年1月12日22時台)。

結果はDMM Bitcoinの圧勝でした。正直、仮想通貨取引所によってこれほど差が出るとは思ってもみませんでした。コインチェックは目も当てられませんね。

これではBINANCEにユーザが流れるのも仕方がないのかもしれません。

通貨 コインチェック bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin Zaif
BTC 3.03% 2.40% 2.32% 2.27% 4.11%
ETH 6.46% 6.53% 4.42% 1.93%  
ETC 6.70% 5.18%   2.33%  
LTC 6.06% 7.77% 5.64% 2.04%  
BCH 9.60% 9.66% 7.62% 2.51%  
LSK 7.00%        
FCT 6.61%        
XMR 6.39%        
REP 7.09%        
XRP 5.40%   5.76% 1.97%  
ZEC 6.46%        
NEM 6.16%     2.35%  
DASH 6.32%        
MONA   11.71%     4.98%

コメントを残す